「ドラッカーの書籍で何を読むのがオススメですか?」
そういうご質問をよくいただきます。
私が、重要な3冊としてオススメするのが、
1「マネジメント」(Management)
2「経営者の条件(Effective Executive)」
そして
3「イノベーションと起業家精神(Innovation and Entrepreneurship)」
の3冊です。
特に、3冊目の「イノベーションと起業家精神」は、イノベーションにつき、普段の仕事で活かせる実践的なヒントがたくさん書かれています。
ベンチャー起業家や新事業開発者だけでなく、NPOをはじめとした公的機関や、一般の大企業が「起業家的にマネジメントする」ための考え方もたくさん書かれています。
結果だけでなく、「考え方」「思考方法」「取るべき行動」が書かれているので、読者が日々「内省」して「思考と行動のガイド」にすることができる貴重な本です。
(私も、ベンチャーで事業開発をする際に、この本にどれだけ助けられたかわかりません)
けど、この「イノベーションと起業家精神」は、わかりやすく解説されている書籍がないのが現実です。ドラッカーといえば「マネジメント」なのですが、実は、この「イノベーション」がそれにもまして重要なテーマです。というよりも、「イノベーション」の考え方ができなければ、「マネジメント」もありません。そういう意味で、「イノベーション」は日々の「事業経営(マネジメント)」の中で一体として扱われるべきものです。
ということで、この「イノベーションと起業家精神」の重要エッセンスを「原著の英語」で理解しよう、という本を執筆しました。もちろん、日本語訳や解説も載せているので、英語が不得手な方もご安心ください。
なぜ英語の文章を読むことが良いのか、は本書の「はじめに」などでも書きましたが、英語で読んだ方が「ダイレクトに、ドラッカーの意図が伝わる場合がある」からです。
随所に日常の現場で活用するためのコラムや、解説図も入れています。
ぜひ、ドラッカーの理論を学び、かつ英語も学びながら、イノベーションのヒントを探る時間を楽しんでください。
(Amazon での掲示は、こちらです。)
本書の詳しいご紹介ページはこちらです。
出版記念セミナーのご案内も、こちらに掲載させていただきます。ぜひ、お気軽にご参加ください。