(サッカー練習ネタ)子供は「音」でキックの技術を身につけるらしい

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すみません。またも、子供のサッカーネタです。(笑)

私の家の目の前に、マリノスの「アカデミー」(子供向けのスクール)があり、小学校1年生の息子もそこに通っています。以前のブログにも書きましたが、一年生は、入団テストがあるわけではなく、誰でも入れます。

ここのコーチの皆さん、お話ししていると、いろいろ大切なヒントをくださいます。最近で「目から鱗」だったのは、

「子供は、サッカーのキックの技術を、『音』で身につけます」

というアドバイス。

どうしても、大人から見ると、

「インステップキックはこうだ」とか、
「足の踏み込みはこうだ」とか、

大人目線で、理屈で、アドバイスしたくなりますよね。

しかし、コーチ曰く、子供は、そんな技術論ではなく、「今のキックは、蹴るとき良い音がしたな」という感覚で、キックの善し悪しを理解して、感覚として身につける、とのこと。インステップがどうこう、といった理屈ではなく、感覚だそうです。
確かに、子供の視点に立てばそうかもしれないけど、大人になるとそんなこと忘れてしまうものですね。

で、うちの息子に試しに、浮き球のボールを好きなように蹴らして、良い音がするかどうかだけ延々とトライさせてみました。最初は浮いた球も全然当たらないんだけど、少し良い音がしたり、ミートしたりすると、出来る限り精一杯ほめたりして。

すると!なんと、驚くことに、随分強いキックが蹴れるようになりました。
浮かせた球でなくても、地面に置いた球であっても、何か「蹴るタイミング」がつかめたみたいです。

サッカーに関心のない方には無益な情報だと思いますが(笑)、「やっぱりプロの方のアドバイスって大事なんだな」と思った出来事です。以前書きました「走り方」のトレーニングと一緒で、変な癖がつくまえに、プロのアドバイスに学んで、練習のしかたを身につける事って大事なんですね。

とはいえ、息子はまだまだサッカーがうまいわけではないです。
けど、何か一つ自信を持ったような息子の顔を見て、嬉しくなりました。

普段、自分が「あたりまえ」に行なっている、人への「教え方」も、実はもっと本質的に、効果的な方法があるかもしれない、という気づきもありました。

人への伝え方、教え方、これを機に考え直したいと思います。

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