パスの為のパスか?シュートの為のパスか? #471

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「上手いけど、こわくない」

そんな風に言われるサッカーチームがあります。

パスはすごく巧みにまわすし、一人一人も上手いのだけど、何かが足りない。

何が足りないのか。

それは、

「ゴールに向かう、強固な意思」

です。

特に、かつての日本代表のサッカーチームがよく言われました。

「ゴール近くのペナルティエリア付近までのパスまわしは一流」

けれど、

「俺がゴールを奪う」
「お前は、このボールを受けて、ゴールに向かえ」

という意思のこもったプレーがない。

だから、ボールを沢山まわしているんだけど、

「迫ってくる怖さがない」

ということです。

企業の打合せでも、同じような状況がよくあります。

「これをやってみます」
「こんな施策を売ってみます」
「こんなイベントに出展します」

と言っているけれど、肝心な

「その先に、御客様からの契約をどのようにいただくつもりか」

という意思を感じられない、という状況です。

ドラッカーも言うように、会社の目的は「顧客の創造」。

自社の商品を気に入ってくれて、ファンになってくれて、支えてくれる顧客を創り続ける事で、事業は健全に成長します。

どの職場でも、(私自身も)、時に立ち止まって考えてみるのがよいかもしれません。

「このパス回しの先に、どのようなシュートを決めたいのか?」

そう問いかける事で、

ゴールにぐっと近づいたプレーができるようになると思います。

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