日本では、「責任」という言葉が誤解されている #368

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

この一つ前の投稿の内容とも関連しますが、

「責任」という言葉、これは多くの組織で変に誤解されています。

マネジメントやリーダーシップを語る上で使われる「責任」は、

「Responsibility」(機会や課題に、能動的に応える、「Response」する、という意味)

です。

しかし、多くの人が、「責任」という言葉の語感として、

「Liability」(負い目や問題に対して、法的に責任をとる、始末する、というイメージ)

でとらえているような気がします。

これは、政治の世界や、日本の企業の中で、何か問題があるとすぐに、

「責任をとれ」

という文脈で使われているためでしょう。

だから、「責任」という言葉に何かネガティブで暗いイメージを持たれている方が多いです。

本当に、あの政治の「責任をとれ」(=辞任しろ)のやりとりは、見ていてうんざりしますね。

リーダーシップにおける「責任」は、間違いなく「Responsibility」のことです。
社長だけでなく、現場の一担当者であっても、「責任」を果たすことはできるのです。

そもそも責任には、

1.実行責任
2.説明責任
3.結果責任

という階層があります。

もちろん、経営者や事業部のリーダーは、「結果責任」を負うはずです。
しかし、最初の「実行する」責任は、誰でも担うことができます。まさに、「Responsibility」を持っていれば、誰でも。

ドラッカーは、こう言っていました。

「マネジャーを見分ける基準は命令する権限ではない。貢献する責任である。権限の組織化ではなく、責任の組織化こそが経営の仕事である。」

この大事な、「責任」という言葉の意味が多くの現場で正確に理解されることを願って。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


お問い合わせ

お問い合わせはこちら
Copyright 2017 PROJECT INITIATIVE Co.,ltd