いま、こういう本も読んでいます。
渡辺和子著
「『ひと』として大切なこと」
読めば読むほど、「ひと」として大切なことが殆どできていないことに気付きますが(苦笑)。これも修練。
著者は、9歳の時に二・二六事件に遭遇。父の居間で1mのところで、当時教育総監だった父が青年将校に襲撃され、43発の銃弾で命を落としたのを目のあたりにした。
そのような人が書いた本だからこそ、深い。
愛情というのは、好きとか嫌いとかそういう「感情的」なものではなく、「意思・意図」であり、人格的なものである、という考えだそうです。なるほど・・。
「愛するとは、互いにかけがえのないものとして、相手をいとおしむ心、相手の生命を、そのもっとも本来的使命に向かって、伸ばそうとする心である。」
(渡辺和子著 「『ひと』として大切なこと」より。神谷美恵子医師の言葉。)
この言葉も、印象に残りました。
特に後半部分。対象の人を、その人の「もっとも本来的使命に向かって、伸ばそうとする」。
自分の子供達にも、またコンサルティングやコーチングをする際のクライアントに対しても、そうありたいです。
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