昨日は、こちらのシンポジウムに参加。
The Economist 主催
Japan Summit Future Works
政界、経済界、学界から錚々たるスピーカーが「未来の仕事」について語る。
雰囲気は、こんな感じ。
(日銀黒田総裁や、小池都知事の講演も。メディアの数がすごかった)
1日中英語で集中して聞いていたので、相当疲れた。
しかし、「自分の視点、目線」を今一度高くする上で、ものすごーく刺激的な場になった。
他の参加者との交流も楽しかった。
備忘録も兼ね、昨日語られた「主な論点(気になったキーワード含め)」をまとめてみた。
1 アベノミクスの3本目の矢「成長戦略」成功の条件
(「企業側」の変革姿勢を問う)
2 日本企業と欧米企業- 「ビジネス経験」の差
(仮に同じ15年間働いた場合、リーダーとしての経験の差は?)
3「グローバリゼーション」は続くのか、続かないのか?
4 「仕事の生産性(productivity)」を高めるとは?
5 テクノロジーの未来〜「大企業」は存続するか?〜
6 「ワークスタイル(働き方)」をどう変えるか?
7 イノベーションを起こす組織カルチャーを生むには?
8 少子高齢化社会と労働力
9 ロボットと社会の未来は?
10 アジアの労働力と、これからの教育
11 女性と仕事〜変化のペースは加速するか?〜
12 日本経済成長と働き方の未来
細かくは、また別途書きたいと思うが、
このように並べると、これから僕ら日本人が立ち向かうべき「課題」
が俯瞰できる気がする。
「日本経済、日本企業が、今後本当に『成長』するとはどういうことか?」
「世界各国の、他のアジア諸国の潮流は?」
「テクノロジーやロボットの進化と、私たちの暮らしや仕事はどう協調・発展していけるのか?」
「私たちの『働き方』『(本当の意味での)生産性』をどうバージョンアップしていくのか?」
そして何より、
「これからの世代が、より幸福に生き、働くとは、一体どういうことなのか?」
ということ。
世界と日本の両方をしっかり見て、時代の変化を認識する。
企業の形、ビジネスの形、自分たちの働き方の形を「デザイン」しなおしていく。
同時に、僕ら日本人が「失くしてはいけない大切なもの」はしっかりと守り、大切にし、世界に対して発信し、貢献していく。
そんなことを痛感しながら知的刺激をもらった1日だった。
感謝。