「最愛の子」という映画を観ました

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昨日、この映画を観ました。
中国映画「最愛の子」。2年近く前の作品ですが、DVDで。

深圳で2008年に実際に起きた3歳の男の子の誘拐事件がモデルになっています。
ふと目を離した隙に誘拐され、親が必死に探しても見つからなかった子供が、3年後に農村で別の親に育てられているのを発見されます。
子供に生みの親の記憶はなく、そこから連れ出す実の親が、今度は「誘拐」しているような構図になるのが切ないです。

この映画、ただ「誘拐された子供が発見された」ということだけでなく、その後の展開がまたリアルに、すごいです。
当然、誘拐をした方の親は責められるべきなのですが、その背景には中国の一人っ子政策や農村と都会の貧富格差など、
様々な問題があります。そこで翻弄される大人、そして何よりも罪のない子供達の人生や激しい葛藤が絶妙に描かれています。

この映画は、公開されて中国で社会現象にまでなり、幼児の誘拐や、売買仲介をより重罪とする法律制定の後押しになったと言われます。
本当に、いろいろなことを考えさせらる傑作映画です。

中国の映画は、自分は割と好きなものが多いです。
欧米に多い娯楽やSFではなく、こういう人間や社会課題の本質に深く切り込む映画が、中国には多いから。

まだ観ていない皆さん、ぜひ観てください。

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