「デザイン思考」の教授が、自らを「デザイン」している #496

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昨日は、メンバーとして関わらせていただいている、森ビルアカデミーヒルズ主催の「Hills Ignition Program (HIP) School」の「アントレプレナーシップ醸成講座」の第1回目。

HIP2

恩師である、Drucker School 教授の山脇秀樹教授の「デザイン思考と事業機会創出」。

僕の著書でも紹介している山脇教授。この方は、ハーバード大学で経済学のPhDをとり、ヨーロッパの大学やUCLAで教鞭をとり、ドラッカースクールでも国際経済と戦略理論を教えていた専門家。

この教授のすごいところは、すごい人なのに、「変化」「イノベーション」していっているところ。
グローバル経済や戦略の専門家が、「デザイン思考と事業創出」にテーマをシフトさせて、一つの「体系」にまとめあげている。
文字通り、「デザイン思考」を自分のキャリアにもあてはめて、「自らを再デザインしている」イメージ。

その、年齢を重ねても「新しい分野に挑戦する」姿勢が本当に素晴らしいと思う。しかも、これまでの分野でも大きな業績と地位を築きながら。

同席した、第2回目の講義を担当する、早稲田大学MBAの浅羽茂教授も、「僕の中のイメージは、山脇教授と言えば、グローバル経済と戦略の専門家。それが、なぜデザイン思考なのか??と興味を持って来たが、今日講義を聴いてその意図がよくわかった」と語られていました。

この「デザイン思考」は、7、8年前からLAのアート/デザイン系大学院とのコラボレーションで、山脇教授が中心となってゼロから創り上げて来た講座。「アートの学生」の発想と、「MBAの学生」の発想やスキルを「融合」して生まれたもの。だから、すごく面白い。

デザインに寄り過ぎるわけでもなく、経営学に寄りすぎるわけでもない。
両者の優れた点を「融合」して、良い製品やサービスを創り出そう、というもの。

この内容については、またゆっくり書く事にします。
本当に、目から鱗の、素晴らしい内容です。

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