ご縁があって、こちらの書籍を読ませていただきました。
ライフネット生命のCEO、出口治明さんのご著書。
ポイントは、
「人にどれだけ上手に任せられるか」が良いマネジャー、優秀なマネジャーの絶対条件
ということ。
・個々人の能力は、どんなに優秀な人間であったとしても「知れている」。一方、目的を共有したチームの力は、「無限大に大きくなる」。
・「経営(マネジメント)」と「業務遂行」は、別の考え方やスキルが必要。優秀な業務遂行者が、優秀なマネジャーになれるわけではない。
・他人に「完璧」を求めない(人に任せた仕事は「60点で上出来」と考える)。
などなど、マネジメントの原理原則にかなった、本質的な話が、様々な実例とともに沢山書かれています。
「プレイングマネジャーが多すぎる」という悩む会社が多い昨今。
人に任せて、人を活かして、成果を上げるマネジャーとは?
という重要な問いに答えてくれる本です。