「一つの生命体」として連動するチームの強さ

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5月21日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、元サッカー日本代表監督の岡田武史さんの特集でした。

http://www.nhk.or.jp/professional/2012/0521/index.html

現在、中国のプロサッカーチーム「杭州緑城」の監督として新しいチャレンジ中。

彼が目指すのは、「神経が通い合う、一つの生命体」としてのサッカーチーム。
選手個々が自ら考え、全体の意図・目標を共有し、連動して動くというもの。
左サイドから攻撃を仕掛けていても、意図を察知した右サイドのプレーヤーが動き出し始めていて、相手の守備は対応しきれない、結果、ゴールが生まれる、という感じ。

こういうチームは相手にすると本当にやりにくいですね。
また、このような組織は、会社においても最強です。一人が動き出すと、まわりのメンバーもその意図と自分の役割を考えて連動して動く。
「ねえ、これまだやってないのか?」ではなく、「あ、もうこれやってくれてたのー?助かるー。すぐお客さんの所に行けるわ。」といった会話が飛び交う。

無駄な足の引っ張り合い、会議がなく、コストがかからない体質。
お客様への価値に対して、メンバーが連動して仕事をしている。
いいですよね。

この「生命的組織観」というのは、昨今経営学の分野でもすごく注目されている概念。
ドラッカーのマネジメント理論の原点も「社会、組織は生き物である」という考え方。
また、「学習する組織」といった理論体系も、組織を従来のように「機械的に」管理するのではなく、「各々が意図と創意工夫を持った生命」として見なしてその力を活かしていこう、というもの。

サッカーのチームマネジメントと企業のマネジメントの理想型は近いです。その為に、チームの目的を共有することと、普段の十分な意思疎通(コミュニケーション)が大事ですよね。
岡田監督はものすごく研究熱心、読書家で、思慮深い。日本チームの監督として築き上げた一つの哲学と信念が「神経が通い合う、一つの生命体」としてのチーム。
ある意味、日本的とも言えるこの哲学が、中国の地でどこまで浸透するか?心から応援したいです。

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