某製造業の会社さんの人財育成のお仕事で、滋賀県におります。
100年以上の歴史がある企業。
一言で「100年」というと軽く聞こえるが、2度の世界大戦を乗り越え、絶えず発展を続けて来たその歴史は、極めて重い。
日本は、100年以上の歴史を持つ企業の数が世界一だという(2位はドイツ)。日本という国の歴史の長さを考えれば、当然とも言えるが、それだけではない。
「企業は社会の公器である」
松下幸之助氏の言葉に象徴されるように、持続的に繁栄を続ける日本企業は常にベクトルが「社会発展」にあるように見える。社会を発展させる、社会をより幸福にするという「大きな意志」の中で、自社の事業発展を設計しているように見える。
オムロンという会社が、「社会貢献性の高さ」という軸から、新規事業への投資を決定するという企業理念があることはよく知られている。事業×社会貢献を一気通貫で実現しようとしている企業は本当に強い。
「会社」というものの成り立ちが欧米とは違う日本。
100年企業の持つ重厚な歴史を感じながら、改めて持続的に発展する企業の偉大さと日本企業への誇りを感じています。
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