「起業」と「企業」の融合

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7月25日日経朝刊一面。
「契約社員、60歳まで雇用」の記事。

雇用

三菱東京UFJ銀行は、勤続3年以上で、無断欠勤等の問題がない方を対象に、希望者には60歳の定年まで雇用を保障するという。イケア・ジャパン、ニチイ学館、ファーストリテイリング、日本郵政グループなどが同様の雇用機会拡大の方針を示している。

契約社員には退職金が出ないし、ベースアップの対象外でもあるので、正社員に比べればまだまだ収入的には少ないはず。しかしいずれにせよ、雇用が安定し、社会も潤う。良い事だと思う。安定した大企業でないとできないこのような施策はどんどん実行してほしい。また、チャンスがあれば契約社員から正社員への道もどんどん開いていってほしい。

一方、若者の「働く場」はどうだろう。安定した大企業は勤勉に長期間働くことに前向きなシニア層の雇用機会を拡大した。だからといってすぐに若い人の雇用機会が奪われることはないと思うけれど、若者には若者の「活躍する場」があると思う。

できれば若い人には、ベンチャーを起す、スタートアップ企業で働く、あるいはむしろ規模がまだ小さい中小企業で会社全体を見る仕事をする、などの経験をして欲しいと思う。

イメージ的には、これまで一流大企業に入社していた若者がベンチャーやスタートアップ企業にもっともっと行き、大企業に行きたいけれどなかなか入社できなかった(実力はあるのに、競争が厳しくかなわなかった)若者層が大企業で活躍する、という感じか。「社会全体が、起業社会に一段バージョンアップする」イメージ。

かつては、「大企業で経験」⇒「中小企業へ」というパターンが多かったと思う。

これからは、「小さい企業で経営全般や事業立ち上げを体感」⇒「(希望すれば)大企業にその経営スキルを持ち込み、さらに大企業を革新していく」というキャリアもありだと思う。

時代の流れは昔と変わっている。大企業も「アメーバ」「社内ベンチャー」など大組織と隔絶した小集団のイノベーションを期待しているが、実際その経験がないとなかなか踏み切れない。外の世界で、小さい組織でも「経営」を体感した若手人材がいれば、きっと大企業をさらに活性化する牽引役になれるはず。

「起業」と「企業」はもっともっと融合できる。そんなことを感じた朝でした。

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