音楽が人の心理に与える影響 #319

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今受講している全8回の心理学講座、昨日は「音楽力」というテーマでした。

復習がてら、昨日学んだキーワードを整理すると、以下。

1.人間の脳の構造(「理性脳(大脳新皮質)「本能脳(大脳辺縁系)」「身体脳(脳幹)」
2.脳の開放の必要性
3.「1/fゆらぎ」
4.α波の効果とα波の発生
5.「同質の原理」
6.音楽診断テスト

音楽そのものが心理状態に影響するだけでなく、自分自身の現在の心理状態によって、同じ音楽でも聞こえ方が違うのだそうです。

最後の「音楽診断テスト」というパートは、7つの異なるタイプの音楽を聞いて、そこから得られたイメージで、自分の今の心理状態がわかってくるというもの。おもしろかったです。

「1/f」ゆらぎとは、簡単に言えば適度に不規則性が混ざった音であって、例えば波の音や星が輝くリズムなども、この「1/fゆらき」だそうです。また、歌手でも美空ひばりさんや、宇多田ヒカルさん、平井堅さんなど、トップアーティストの声は、この「1/f」ゆらぎになっていて、それゆえに聞き手に心地よい感覚を与えてくれるのだそうです。面白いですね。この「1/f」ゆらぎに触れていると、「α波」が出てリラックス状態が高まっている。自然に触れていくことや音楽に親しむことには、こういう効果があるのですよね。

「同質の原理」も興味深かったです。人間は、悲しんでいる時には無理に楽しい音楽を聞くよりも、悲しい音楽をとことん聞いて底まで行った方が、逆に元気になる、という考え方らしいです。この、底まで行くと這い上がって行くことができるという一般性質が「向上性」と言われるそうですね。

いずれにせよ、音(自然界にある音も含め)と音楽が、人間の心理にどう影響しているか分かって勉強になりました。映画音楽や劇音楽も、どのように創られているか、イメージがわきやすくなりました。

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