昨日は、小学校2年生の息子のサッカー大会。
5名で10分の試合を、3本。ミニゲームですが、なかなか上手い子も多い。
ついつい、親の方がヒートアップしますね。(笑)
子供のプレーをじっくり観察してみると、いろいろなことに気づきます。
特に、大きいと思ったのは、「ボールをまだ怖がっている」という点。
走る力、キック力などは、だいぶついてきているけれど、何かが足りないな?と思っていたのですが、その足りないものが、「ボールや接触への恐怖心をなくす」ということでした。
元々性格的にボールへの恐怖心があまりなく、どんどん前のめりにボールにトライする子供もいれば、慎重で、あまりボールにつっこんでいけない子供もいます。我が息子は、後者の方。
ある指導者のブログを読んでいて、同様に、この「ボールへの恐怖心をなくすには?」という質問をされている親御さんが沢山おり、その指導者の回答がとても分かりやすかったです。曰く、
「『それは性格だから』で片付けるのは、大人(コーチや親)の思考停止。問題には、その分だけ解決策がある。ボールへの恐怖心をなくすには、具体的な方法論がいくつかある」
ということでした。具体策とは、例えば、
・ボールは練習時には柔らかのものを使って、ボールを怖がらず自在に操れる「愉しさ」をまず実感させてあげること
・やわらかいボールで軽く「ヘディング」の練習をすること(基本は、顔にボールがあたるのを怖がっている子供が多いので、そこにあてても痛くないよ!が分かればよい)
・基本的な技術練習をこつこつとやり、技術に自信をつけさせること
などなど。
なるほど。早速、実践してみます。
もちろん、最も大事なのは、三番目の「基本練習を怠らずにコツコツ積み上げること」なのですが。
考えてみれば、子供のスポーツだけでなく、人財育成全てに言えることかもしれません。
感情的に、「なんでできないんだよ!」ではなく、
「できなくさせている恐怖心はどんなことだろう?」
「どうすればその恐怖心が取り除けるのか?」
というところまで考えて行く。それが大切です。
休日の子供のサッカーから、自分もいろいろ学ばせてもらっています。
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