命を護る

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STAP論文騒動の渦中、研究の鍵を握る科学者が自ら命を絶つという最悪の結果になってしまいました。

こういう事件が起きるといつも思う事があります。

それは、

「命だけは、何とか護ってあげられなかったのか」

ということです。

当然、これまでの経緯で大きな「説明責任」があった人です。
しかし、おそらく本心から悪意があって事実を意図的に歪曲したわけではないと信じたいし、そうではないと思います。

いや万一、そうだとして、地位も肩書も全て棄て、裸一貫に仮になってしまったとしても、研究者としてのこれ迄の実績や知識・能力があれば、またきっと大きな仕事をされたはず。そう考えると、本当に残念でなりません。

上司の方も含め、まわりの関係者も「驚いている」「科学界の大きな宝を失った」などと語っていますが、生前にもっと本人のことをケアして、命を何としてでも護ってあげる、そういう人が一人でもいればこうならなかったのに、と(外様の勝手な思いではありますが)これも残念です。

とはいえ、全ては起きてしまったこと。
マスコミはじめ、私も含め、社会全体に、今回のことを重く受け止めるべき責任がある気がします。

生命に関する研究に人生をかけてきた研究者が、自らその生命を絶つ。
この重い現実に、全員が(特にまわりの関係者が)自分ごととして、課題をとらえることが大切だと思います。

それが故人の死を無駄にしない為に、できることかと。

心より、ご冥福をお祈りして。

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