ビジネス界で「マインドフルネス」という言葉がすっかり定着しつつあります。
グーグル社が、全社的に取り入れた「マインドフルネス」の研修が、いまや国内外に広がっていることがその大きな原因。
マインドフルネスとは何か。下記、「Mindful Leadership Institute」のホームページより抜粋します。↓
(ここから)
「マインドフルネスとは、どのような状態を指すのでしょうか?
マサチューセッツ大学医学大学院教授で、マサチューセッツ大学マインドフルセンター創設所長のジョン・カバット・ジン氏によると、「特別な形で注意を払うこと。
それは、意図的に、今の瞬間に、評価や判断とは無縁に、注意を払うことだ。」と述べています。
ポジティブ心理学の分野の研究者である心理学者タル・ベン・シャハー氏は、著書「ハーバードの人生を変える授業」(大和出版)のなかで、「自分がしていることを十分に理解し、判断や評価なしにいまの瞬間をできるかぎり受け入れるようにすることです。『いま、ここ』に焦点をあて、やっていることを体感し、好き嫌いにかかわらず湧きあがる感情を味わっていることがマインドフルな状態です。」と書いています。」
(ここまで)
元々は仏教の瞑想などの思想から来ていますが、医学、心理学、そして経営学の範囲にまで、その考え方は広がっています。
瞑想は、本当は、一日5分でも、10分でも、続けられるとよいのでしょう。
しかし、忙しさにかまけてなかなかそれができないことも。
そんなときは、「深呼吸」でも十分に効果がありそうです。
ストレスがたまったり、イライラしたときは、「深く深呼吸する」こと。
それだけで、ネガティブな感情が随分払拭されます。
忙しい日々やストレスの多い日々は、ほぼ決まって呼吸が浅いもの。
ゆっくり、長く、深く呼吸をすることで、大きな効果があるような気がします。
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