最近、人と会って対話をする時間を大切にしています。
その中で、誰にとっても重要な問いが一つあることに気づきました。
それは、
「自分という資源を最大限活かして、どんな貢献をしたいか?」
です。
今仕事が順調な人も、そうでない人も、
経営者も、サラリーマンも
起業家も、定年間近な管理職の方も、
老若男女誰もが、最も気になる問いではないでしょうか。
世の中が激しく変化しています。
国家のリーダーにも、大企業の経営にも、とんでもない、
思いもよらない事態が起きる時代です。
安定していた組織が急に傾くこともあります。
そんな中で、これまで以上に、
「自分は、どのように人生を生きたいのだろう」
と考える人が増えています。
ドラッカーは、
「無数の選択肢を前にした者が答えるべき問いは、正確には、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである。」
と言いました。
これはまさに、
「自分という資源を使って、どんな貢献をしたいか」
ということを問うています。
「私は、何をやりたいんだろう?」
「俺は、どうしたいんだろう?」
と考えてもなかなか答えは出ません。
それより、
「世の中で一人しかいない自分という資源を生かし切って、どんな貢献をしたいのか?」
これに明快に答えることができたら、スッキリするはずです。
なぜなら、この問いは、
① 自分自身の、自分オリジナルの強みを生かす
② 他者に貢献する
という人間の大きな欲求2つが融合したものだからです。
成功哲学の原則によれば、
「奉仕している対象の人の数が、人間の成功度を決める」
そうです。
「自分という資源を使って、どういう貢献を、どういう奉仕をしたいのか?」
を考え抜いて、納得出来る答えを見つけることが、
経済的にも成功するための鍵になりそうです。