今朝の日経新聞。
東芝歴代三社長提訴の記事。
驚き、呆れたのは、2012年の佐々木則夫社長時代。
米ウェスティングハウス買収後に東日本大震災が発生、財務に大きな懸念が生じた時期とはいえ、社長自ら、
「こんな数字、 恥ずかしくて公表できない。」
と発言、「チャレンジ」の名の下になんと、
「3日で利益120億改善」
を求めたという。
歴史ある大企業のトップの発言かと耳を疑う。言っていることがハゲタカファンドよりたちが悪い。経営における利益の意味が分かっているのだろうか。これこそ、恥ずかしい。
東芝には、今も現場で素晴らしい技術と情熱を持ち頑張っている人がたくさんいる。うみは出しきり、早く現場の人たちが前向きに仕事ができるようにして欲しい。
しかし、余談ながら、本件、監査法人の説明責任も大きいと思うが、なぜあまり表に出ないのだろうか。大きな影響範囲に飛び火するのを怖れているのか。。