先日ある経営者と話しながら考えたこと。
簡単に書きます。
それは、経営には(特に社長の意思決定には)、「戦略面」「組織面」で2つの重要なジレンマがあるということ。
1つ目:戦略面のジレンマ:「拡大と集中のジレンマ」
できれば広げたい、しかし、絞らなければ独自性や強みが発揮できないというジレンマです。
2つめ:組織のジレンマ:「管理と創造のジレンマ」
社員を統一的に管理できれば物事が速い、しかし出来る限りイキイキと創造性を発揮してもらいたいというジレンマです。
これらは、殆どの経営者や組織のリーダーが直面しているジレンマです。
明確に「この度合いで、こうすればよい」という尺度がないからこそ、ジレンマ。
そして、社長といろいろ話していて思ったのは、やはり最後は「リーダーの想いや価値観」次第でその方針が変わってくるということ。
答えは、結局自身の「内面」にしかない。
だからこそ、「セルフ・マネジメント」が大切なのだと再認識しました。
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