「全ては、本気で取り組むかどうか、それだけ。」
よく言われることです。
仕事でも、最近特に本当にそうだな、と感じることがあります。
プロジェクトの打ち合わせでも、セミナーでも、講義でも、本当に何かを変えたり生み出したいと思っている人は、目が違いますね。話の内容に賛同している、していないにかかわらず、「くいついてくる」ような情熱を感じるのです。
次世代経営リーダーを育成するプログラムにおいても、本当に、「なんとか自分も組織も変えて、もっと良い状態にしたい」という人は、そのエネルギーが外から見ても分かります。
気に入らないこと、納得できないことには、しっかりと反論をしたり、意見を求めてきてくれます。なので、コンサルタントも、あるいはトレーニングのインストラクターも、「鍛えられ」るのかもしれません。その結果、最初は意見が噛み合ず、大激論になったとしても、最後は「お互い本気の者同士」ということで想定外に信頼関係がしっかり積み上がったりするものです。
一方で、「批判の為の批判」をする人もいます。
どこが悪い、ここが気に食わない、と言っていても、結局本心は、「何かを変えていきたい」という情熱はなく、「手段や方法」について意見を言っているだけに過ぎない、というパターンです。そのようなクレームや意見に対応しようとして、社内の関連部署も皆大忙し、ということはよくあるかと思います。
まず、最初に問うべき事は、
「この仕事の、プロジェクトの、『目的』は何か」
ということ。
そして次に、
「その目的に、自分自身は本当に情熱を持って取り組みたいと思っているか」
だと思います。
自分自身の情熱が薄いと感じたら(もちろん私自身もそう感じるときがあります)、目的の「定義」を変えてみて、その目的に対して本気で取り組めるか、考えてみる。このプロセスを繰り返しても情熱が持てなければ、その仕事から手を引いた方がよいのでしょう。
プライベートにおいても、仕事においても共通していること、それが、
全ては、「本気」かどうかで決まる
ということだと思います。
当たり前のことですが、自分への戒めと励ましてこめて、書かいてみました。
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