11月7日(金)は、私の父による「英語力」セミナーでした。
30名の方に来場いただき、盛況でした。この内容については、この次のブログでご紹介します。
このセミナーに、父の長年の友人、そしてビジネスパートナーでもあり、我が家とも家族ぐるみでおつきあいさせていただいている竹鶴孝太郎さんが「応援」に来てくださいました。
竹鶴さんは、現在NHK朝の連ドラで大人気の「マッサン」のモデル、ニッカウヰスキース創業者、竹鶴政孝さんと妻リタさんのお孫さんにあたります。
最近、この「ウィスキーとダンディズム」という書籍も出版したばかり。
私も早速読ませていただきました。
非常に面白いです。
お孫さんとして、身近で「マッサン」を見て育った孝太郎さんだからこそ書ける、政孝さんと妻リタさんのエピソード。そして、政孝さんが人生をかけてつらぬいた「ダンディズム」をじっくり学べる著書です。
特に、印象に残ったのが、政孝さんがリタさんとの英語での会話で頻繁に使われていたという「Dignity (ディグニティ)」という言葉。日本語では「尊厳」と訳されることが多い言葉です。時代に先駆けて国際的な事業を手がけられ、様々な反発や軋轢に屈せずに、強く、且つダンディに時代を「生き抜いた」政孝さん。その原動力にあったのが、この「Dignity/尊厳」だったのかもしれません。若い頃から、まだ殆ど日本人がいないスコットランドに渡り、日本人として世界に挑戦してきたからこそ、この「Dignity (尊厳)」という言葉が、政孝さんにとって大切なものだったのだと思います。
7日の英語セミナーの冒頭でも、孝太郎さんが、異国の人気ドラマ番組のヒロインとして懸命に役作りの努力をされている、シャーロット・ケイト・フォックスさんのエピソード等も紹介してくださいました。国際的とは何か。それを考えるセミナーの場にぴったりの、有り難いお話しでした。感謝。
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