本日は、ご紹介いただいた、こちらの講座に参加させていただきました。
特定非営利活動法人「アサーティブ・ジャパン」主催
「職場に生かすアサーティブ」
講師を務めてくださった、同法人代表理事の森田さんいわく、
「『アサーティブネス』とは、もともと『自己主張』とう意味の英語で、人権思想を土台に持ち自分も相手も尊重しながら自分の意見や価値観を伝え、対等に交渉できるコミュニケーションの理論と方法論として発展して」
きたとのこと。
職場やプライベートな場で、「自分の語りたいことを、相手も自分もいやな想いをせずに率直伝える為の技法」と私はとらえました。
本日聞いたプレゼンテーションによれば、職場での悩みは圧倒的に「人間関係」に関するものだそうです。最近は、会社での「いじめ」「いやがらせ」も件数が増えているとか。人をいじめている暇があれば、仕事で成果を上げればいいのに。まあ、平和ボケなのか、不景気ボケなのか。なさけないですね。
しかし実際、そういう厳しい現実があるから、この「アサーティブ」などの手法へのニーズもますます高まるのでしょう。
ストレスのかかる局面でも、自分の感情をコントロールして、
① 誠実に
② 率直に
③ 相手と対等の意識で
④ 自己責任の意識を持って
コミュニケーションするのが「アサーティブ」だといいます。
今日の講義を聞いていて思ったのは、これは「スキル」ではなく「人格をどう磨き上げるか」という話かもしれません。
誠実に、率直に、且つ相手に遠慮しすぎる事も、見下すこともなく、自分にも責任があることを認識して伝える。
簡単ではありませんが、たしかに、それこそが目指すべき姿だという気がします。
この記事へのコメントはありません。