昨日は、友人であり、文筆家/起業家/囲碁7段!の若柳諒さん主催の読書会を、弊社馬車道オフィスにて開催。
お題本は、光栄にも、私が7年前に仲間と翻訳(共訳)を手がけた、「最強集団ホットグループ 奇跡の法則」(原題 HOT GROUPS)でした。
若柳さんの深い読み込みから、様々な質問を場に投げかけてくれます。そして、彼のスタンスである、「動く→読む→動く→・・」のポリシーどおり、最後は、「では、この書をきっかけに、何を行動する?」という所まで落とし込まれます。非常に実践的な読書会でした。
この会を通じて、私も久々にこの「ホットグループ」という書に向き合えました。
今更ですが、素晴らしい本です(笑)。
著者である、リップマン・ブルーメン教授は、
「どうしてあんなすごいことができたんだろう」
「あのメンバーのまとまりはすごかった」
「あのチームの一員になれて幸せだった」
誰にでもある、そんな経験ができたチームこそが、「ホットグループ」だと言います。
そして、その特性は、
「ミッション」至上主義
・完全な熱中と献身
・能力のストレッチ
・ひたすら前進が得意
・小規模・短命
(ミッションが終われば「存続」にこだわらない、一旦解散することが多い)
です。
また、本書に、以下の言葉があります。
「古今東西とわず、歴史を創って来たのは、『個人』でもなく、(規定された)『組織』でもなく、『ホットグループ』だった」
そのとおりだと思います。
秩序だった組織では、創造性を発揮するのが難しい。かといって、個人でできることは限られている。
やはり、「ホットグループ」こそが変革と創造に適したチーム形態。
時代(人々の生き方、働き方)が、この「ホットグループ」という概念に、ますます追いついて来た気もします。
著者であるリップマンブルーメン教授に相談し、新版を出版したいな、という気にもなりました。
幸い、まわりに「ホットグループ事例」は沢山ありますので。(笑)
若柳さん、皆さん、有り難うございました!
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