サッカーボールを探して #340

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先日、日曜、6歳の息子はマンションの前の公園で朝9時〜夕方6時まで遊びっぱなし。
いろいろなお友達が来ては、家に帰り、また別のお友達が来て、という中で、息子はずっと外で皆と遊んでいました。

サッカーやドッジボールやキャッチボールをしたり、砂遊びをしたり、何やらポケモンのカードを交換したり・・。

真冬に外にずっといて寒くないのかな?と思いつつ。
まあ、「アウトドア」派でいてくれることは、親としては嬉しいことです。

私が夕方に公園に行って、息子と2人でボール投げをして、「そろそろ帰るか」と声をかけた時のこと。

数分目を離したすきに、サッカーのボールがなくなっていました。。

近辺を探してもありません。

私も息子も、公園の中や、木の上にひっかかっていないか、くまなく探しました。
かれこれ1時間近く探して見つからず、誰かが持って行ってしまったのかな、と考えていました。

息子も探すのも疲れたろうな、と思って見てみると、

垣根の中を一つずつ、中をかき分けて探しています。

「そろそろ諦めた方がよいかもな」

と声をかけても、一心不乱に垣根の中を探しています。

この時点で、僕は9割方、誰かが持って行ってしまったのかな、と思っていました。

さらに時間が経ち、辺りも暗くなり、「もうさすがに帰るか」と諦めかけた時、息子が、

「パパ、あったよ!」

と声をかけてきました。反対側の遠くの垣根の中にあったとのこと。
そこは、さっき自分も探した場所でした。息子の方が、懸命に、意識を集中して探したということでしょう。

以前の息子だったら、割と早く諦めていたかもしれません。

けれど、一つ一つの垣根を手でかき分けて一生懸命、根気づよく探す息子に、成長した姿を感じました。

本人いわく、「ボールがなくなったら、もうサッカーができないと思った」とのこと。

これを機に、あらためてモノを大切にする気持ちを持ってもらえたら良いなと思います。

夕暮

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