14日は、立教大学経営学部の日向野幹也 (ヒガノミキナリ)教授が指導されるリーダーシップ教育プログラムの一部、「質問会議」に参加させていただきました。
結論からいうと、この会議、すごいです。
会社でも、かなり使えると思います。(実際に、企業への導入事例もあるとか)
数名のグループをつくり、その中の1人が「問題提示者」、もう1人が「アクションラーニング(AL)コーチ」という役割。問題提示者は、今自分が直面していて、解決したいのだけれどなかなか一人では解決できない「問題」を場に対して出題します。
そして、タイトルどおり、全ての会議進行が「質問」形式で進められて行きます。「結論」「方策」めいたことはNG。
途中、ALコーチが適宜場をファシリテーションするために、また違った角度からの様々な「質問」を投げかけていきます。出題者への質問だけでなく、場にいる全員に広く投げかけられる質問もあったり。
自分自身が学んで来た経営学もやはり「問い」を重視するものです。
一方で、多くの職場で今、「問い」そのものに立ち返る時間も余裕もない、というのが現状。
「なぜ、この仕事があるのだろう。お客さんのどんな価値につながっているのだろう。」
「自分の会社の、他社にはない強みとは何だろう」
こんな問いを発することが大切ですが、なかなかそれができないのが現状。
今回の質問会議で、やはり「問い」が、人やチームの「創造性」「クリエイティビティ」を無限に引き出す事が確認できました。
実際、僕も問題提示者として2つほど問題を提示しましたが、質問される中で、かなり問題の本質と解決ステップがクリアになりました!感謝。
ぜひ、この「質問会議」多くの職場でも試してもらいたいです。
(追記:ただし、企業で質問会議を導入する場合、資格を保持するコーチを呼ぶことが大切です。もし、ご関心おありの方は、立教大学の日向野先生のチームに繋がせていただきます。)
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