土曜日の日経新聞夕刊。
篠田桃紅さん(103歳 美術家、書家)のインタビュー記事。
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20150509&ng=DGKKZO86573300Z00C15A5NNP000
最近、「一〇三歳になってわかったこと」(幻冬舎)を著された方。
篠田さん曰く、
「自由に生きてきました。自らに由って独立独歩で作品をつくり、生きてきたのです。」
とのこと。
かっこいいお年寄りです。
派手ではないかもしれない。最初は自分の仕事、作品を評価してくれる人も殆どいなかったらしい。けれど、自分で表現できることを懸命に表現して生き続ける。結果、少しずつでも評価してくれる人が増えて、自分の「仕事」「人生」が豊かになっていく。
生き方の基本姿勢として、見習いたいものです。
「人生を枠に収めずに自分を頼りに、やっておきたいことはどんどんやる。人は何歳からでも何かを始められるから。できなかったことを悔いてはだめ。この程度でちょうどいいと思えるかどうかが幸福になるポイントです」
「唯我独尊で1世紀以上生きてきました。でもね、富士山を眺めると謙虚になります。独立峰の雄大さを前にすると、私はなんてちっぽけな存在なんだろうと思うんです」
こんなメッセージも肝に銘じていきます。
この記事へのコメントはありません。