先日も紹介したクーリエにこのようなコラムがあります。
牧浦土雅さんという21歳の起業家が世界を飛び回りながら、様々なプロジェクトを進めている記録。
何気なく読んでいたのですが、何か「衝撃」のようなものが自分の中に走りました。
なんというか、今までボヤッとしていた「未来の会社」「未来の働き方」のようなものが、よりクリアに見えて来た感じ。
この牧浦さんのワークスタイルは、簡単に書けば
・世界中の「プロジェクト」が仕事拠点 (国境がない感じ)
・会社なのかそうでないか分からないような「チーム」で、新興国における最先端の「情報システム開発」案件に取り組む
・優秀なエンジニア、プランナー、デザイナーなどがプロジェクトメンバーとして協力(上司・部下というよりもパートナー)
・大学や官公庁、企業など、様々な外部機関と「連携」
・そして、年齢も、国籍も関係なく、共通の目的に向かう
などなど。
一昔前ならば、「大企業」のエリートたちが、機密でガードされた世界の中で、粛々と取り組んでいたいようなプロジェクト。
それが今は、大企業の看板がなくても、世界中から優秀な人材を「巻きこめる」人がいれば、「プロジェクト」が立ち上がり、ワクワクする仕事に取り組むことができる時代。
かつて恐竜が滅んだように、大規模で、内部政治にあけくれて、外部環境に適応できないような組織は間違いなく、滅びる事になりそう。
何気なく読んだこの記事から、未来のワークスタイルが、クリアに見えて来た気がします。
次回も続きを書きます。
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