経営者の「優先順位」 #536

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ドラッカーの「経営者の条件」という著書に、

「成果を上げる経営者の8つの習慣」

という項があります。

そのうちの最初の2つが、以下です。

1. 「なされるべきことを考える」

2. 「組織にとって何が最も大切か、考える」

最初の「なされるべきことを考える」。

分かりにくい言葉ですね。

二つ目の「組織にとって何が最も大切か、考える」

ともつながっていますが、

「今、自社にとって、最も大切で、なされるべき最も優先順位の高いことは、一体何だろう」

と経営者が、じっくり自問することの大切さを語っています。

ある企業のお手伝いでも、

この言葉をベースに、昨日社長と話し合いました。

いろいろやりたいこと、やるべき課題はある。

魅力的(そうにみえる)話も沢山ある。

修正しないといけないことも山ほどある。

けれど、

「いま、我が社にとって最も大切なことってなんだろう?」

という問いを深く考えることで、

おのずと、「最も大切なこと」にグッと「フォーカス」が効いてくる。

そのように思うのです。

それが、リーダーの強い思い、言葉、行動になって、

社員にも強く伝わっていく。

そんな気がしています。

夜

(夜のみなとみらい)

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