「怒りの制御(アンガーマネジメント)」の要点 #531

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8月18日の日経新聞。

こんな記事がありました。
「怒り 制御の術 〜職場で家庭で 人間関係円滑に〜」

「怒りの制御」(アンガーマネジメント)

留学時代に、「アンガーマネジメント」に関する映画を観ました。
その時から、やたらと印象に残っているキーワードです。

自分自身も、またまわりの人の話を聞いていても思うこと。

それは、

「怒りの感情を適切にマネジメントできれば、人生、仕事、人間関係がもっと楽しく、穏やかで、豊かになる」

ということ。

職場でも、上司との人間関係、部下との関係、取引先やお客様との関係で、「腹がたつこと」が多い時代。
もともとアンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで開発されて、当初は軽犯罪者に対する矯正プログラムとして活用されてきたとのこと。
それが今や総合商社の三井物産をはじめ大手企業の社内研修にも使われている。

時代は変わりました。それだけ、現代社会は、「怒る」ことが多い時代なのかもしれません。

自分自身も、「時間がない」「忙しい」とイライラするし、社会全体やビジネスの要求スピードも上がっている。

だからこそ、「瞑想」「禅寺」「心を鎮める系のトレーニング」が人気になっているのだと思う。

 

新聞記事によると、アンガーマネジメントの要点は、以下の3つのコントロールを実践することだという。

1.「衝動のコントロール」ー怒りの感情が過ぎるまで6秒待つ。(怒りの感情は、長くて6秒しか持たないとのこと)

2.「思考のコントロール」ー相手の行動を ⑴全く問題なし ⑵少しイラっとするけど許せる範囲 ⑶許せない の3つの基準に分けて、いかなる場合もその基準に従って考える。

3.「行動のコントロール」ー怒りの対象を、⑴重要か、重要でないか ⑵変えられるか、変えられないか という軸で分類して、四象限に分けてか考えてみる。「特に重要でもなく、また変えることもできない」ならば「しかたない」というスタンスを持つ、といった具合。

この中で、すぐに使えそうなのは、やはり「衝動のコントロール」ですね。

家庭内で、子供の行動などを叱りたいと思っても、なるべく6秒待つ(深呼吸でもして)ことにしてみます。

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