子供の気持ちを理解し、その視点に立つ #523

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この映画の原作小説を読みました。

「きみはいい子」(中脇初枝さん著)

きみはいいこ

空港で何気なく買い、米国出張からの帰りの飛行機の中で。

子供の目線、子供の視点で、大人の言動を描いている。
そして、子供に接する親達の、素直な感情や葛藤も。

短編小説なので、老人の視点で書かれているものもある。
ちなみに、老人の編で印象的だった言葉は、

「最近の若い人は皆早口で、なかなかコミュニケーションできない」

というもの。分かる気がする。現代人は、とにかく忙しく、焦っている。

それが、子供達への言動にも出ているのかもしれない。

虐待の描写も出て来て、ややきついが、親として、子供への接し方を考えさせてくれる一冊。

より愛情を表現し、子供を尊重して、生活していかなければいけないと考えさせられた。

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