8月6日、広島への原子爆弾投下から、70年がたちました。
そこからいろいろ思ったこと。
先日の日経新聞にこのような記事がありました。
最近、スポーツも、経済も「広島」が元気。
戦績は今ひとつでも、広島カープのファンの熱烈ぶりはすごい。
「カープ女子」や、黒田投手の「男気復帰」も話題に。
Jリーグのサンフレッチェ広島も、他チームより圧倒的にお金はかけていないのに、最近は常に優勝争いをしています。
イメージですが、「お金をかけまくる、過度に華美な」最近のプロスポーツチームとは異質なのが、広島のチームかと。
どこか武骨で粗野、だけと一生懸命なところに、「女子」もひかれているのかもしれません。
産業でいえば、やはりマツダかなと。
トヨタも高く評価するその技術力。
独自の「美学」をつらぬき、世界に発信しているイメージがマツダにはあります。
原爆という、悲惨な歴史を背負っている広島。
だからこそ、県民の一体感や地場への愛着が人一倍強い土地なのかもしれません。
それが「マネーゲーム」をこえて真に強い企業やチームを創り出しているのかなと。
今日の広島の元気が、70年前の悲劇の犠牲になった人達を安心させてくれているはずです。