企業において、新事業を生み出す。
すなわち、企業内において「起業家」を生み出す、というのが私の仕事の根幹にある。
研修という形態であっても。または、コンサルティング、コーチング、あるいは新事業プロデュースという形で関わっても。
仕事のゴールは何かといえば、「事業(プロジェクト)」を新しく生み出すということ。
全くの新規事業でなくても、社員が自ら顧客創造のアイディアを出し、新しいとりくみに挑戦すれば、それは立派な「事業」。
会社から多額の投資を引き出さなくても、外部から専門家を呼ばなくても、自分たちの知恵とチームワークで新しい「プロジェクト」を生み出すことができる。
新しい「事業」「プロジェクト」は新しい顧客と顧客にとっての価値を生み出す。
それは、当然利益という「プレミアム」に反映されてくる。
社員も組織も潤うきっかけになる。
そして、何より、「働く喜び」が社員に芽生える。
なぜか。
それは、事業会社で働く本当の喜びは、「自ら自由闊達に意見を出し合い、仲間と知恵を出し合って協力し、新しい事業を生み出し、社会と顧客を幸せにすること」に他ならないから。
どんなに会社が巨大化しても、業務や組織が複雑化しても、事業会社で働く喜びは変わらない。
一人でも多くの会社員の人たちが、再び「事業家」の本分と幸福感を取り戻せば、日本も世界も、もっとずっと良くなるはず。
この記事へのコメントはありません。