本日、自分がファシリテーターを務める研修で、「内省する力」という話題を出しました。
それに対して、「内省とはどういうことか」という趣旨のご質問をいただきました。
私が考えている「内省」とは、つまるところ、
「自分自身に対して、生産的で創造的な、質の高い質問ができる力」
です。
何か壁にぶつかったとき、イライラした時に、
「誰のせいなんだよ、これは一体?」とか
「何で、これが自分に起きるんだよ?」
と問うのではなく、
「この壁から学べることは何だ?」とか
「この壁を逆手にとって乗り越え、逆に大きな成果を手にする方法はないか?」
と問えるかどうか。
特に、私のまわりで、スポーツや仕事で「成果」を上げている人物を観察すると、
「自分自身に質問をする力」
がずば抜けて高いです。
先日のブログでも書籍を紹介させていただいた、元Jリーガーの吉田康弘さんもその一人。
自分自身、なかなかできていない時もあります。
ただ、逆境や大きなチャレンジに立った時こそ、この
「自分自身に良い質問をする力」
を磨いて、発揮していきたいと思います。
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