児島慎一さんにご紹介いただき、約4年前から時々お会いして、お話しさせていただいている吉田康弘さん。
Jリーグ創設時から、鹿島アントラーズ、清水エスパルス、サンフレッチェ広島などで活躍され、現在は、横河武蔵野FC監督。
そのサッカー哲学、人生哲学、指導哲学に、多くを学ばせてもらっています。
あらためてご著書を熟読。すばらしい本です。
サッカーに限らず、どの組織で仕事をする上でも活用できるヒントとして、
・自分自身が「自立」して、徹底的に独自の技を磨くこと と
・まわりの人間の中で「調和」し、仲間を活かすこと
の二点が大切である事を教えてくれます。
特に、吉田さんの「問う力」「観察・洞察する力」は本当に鋭く、多くのチームに求められて41歳まで現役を続けられた原動力を知る事ができます。
(以下、関心をもったくだりを著書から引用)
・「常に自分の『意図』を説明できるように」
・「ポジションへのこだわりを捨てる」
・「周囲の心理を読める人にパスは集まる」
・「『規格外』の選手こそ、『規格』の重要性を知っている」
・「すこしずつではあっても成長する選手の共通点は、『人の話をよく聞く』こと」
・「シンプルにすることが、アイディアの本質」
などなど(他にも沢山ありますが)。
サッカーファンや、サッカーの指導をしている人、子供がサッカーをしているという人にとって、ものすごく面白い内容。
けれど、サッカーに限らず、チームで仕事をする上で、誰にとっても役立つヒントが沢山ちりばめられた本です。
ご関心ある方は、ぜひ読んでみてください。
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