「楽しさ(FUN)」こそがイノベーションの出発点

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2017年が始まり、もう2週間。早いです。

毎年、ロケットスタートするぞ!と意気込んでいましたが、今年は割とゆっくりマイペースなスタートです。笑
読書をしたり、思考を整理したり。

思えば、これまで自分は、「〜しなければ」「やらないといけない」
と考えることが多かった。

けど、昨年末から今年にかけては、

「何をやりたいか、どうしたいか?」

をまず考える、というか感じるようにしています。
そういう、いわば「心の声」に従うことで、

「自分が本当にやりたい仕事」

が見えてきて、そしてそれが結果的に

「自分が、自分だからこそ、やるべき仕事」

になっていく気がするのです。

そう改めて強く気づけたのは、昨年11月末と12月に2回開催した、
出版記念の「イノベーション」セミナーがきっかけでした。

年末の忙しい時期、しかも金曜日に、計50名以上の方が参加してくださいました。
その中で、

「仕事におけるイノベーションとは、要は何なの?」
「イノベーションのチャンスはどう見つける?」
「イノベーションの思考を日々の仕事でどういかす?」

といったテーマで話したり、ディスカッションしたりしました。

最初にいろいろな事例や動画を見ていただき、
イノベーションの事例に関する共通点をさぐってもらいました。

ビジネス分野、社会分野問わず、イノベーションと言われることに共通することは何でしょうか。

それは、

「FUN(楽しさ)」

です。

このことについて語っていたときに、参加者の多くの方がすごく共感してくれていたのが印象的でした。
イノベーションとは、どこか難解で、お金も時間もかかるもの、という印象があったからかもしれません。

やる人たちが、

「これができたら面白い」
「こんな風にできたらすごい」

と、まずは自分たち自身が楽しんでいること。
そこから、イノベーションが生まれます。

イノベーションの発想自体は「右脳」から生まれます。
既存の業務を効率的に進めるのには左脳を活用しますが、その逆ですね。

そして、右脳を喜ばせて活性化させるのが、「楽しむ」ことです。

iPhoneにせよ、最近で言えばピコ太郎にせよ、いずれも自分が、あるいは身近な人が
「ものすごく楽しい」と思うことから新しい価値が生まれます。

大企業からイノベーションが生まれにくいと言われるのは、
もちろん優秀な人材がいないからではなくて、
仕事を楽しんでいる人が少ないからです。

特に現代は、

「遊び(心)がビジネスになる時代」

と言われます。

だからこそ、僕自身は、今年は、

「何をしているときに自分が楽しいか」

この感覚にさからわず、そこで全力を発揮してみたい、

そんな風に思っています。

もちろん、仕事の中には気の進まないこと、あまりやりたくないこともあるでしょう。
けど、そんな中でも、

「どうすれば少しでも楽しくできるか」

そう考えることで、もっとずっと省力化できたり、別の人に任せたり、
突破口となるイノベーションの切り口が生まれてくるはずです。

「それ、自分は楽しいと感じている?」

そう考える自分、ちょっと身勝手な自分、でいいのではないでしょうか。
それが、実は成功につながっていく気がします。

皆さんが心から「楽しい」と感じることはなんですか?

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